SNSを活用して断捨離してみた
「SNSを活用して現実を変えることができるのか?」という個人的な興味から断捨離をテーマに実験をしてみました。
目的
使わない必要ないものを手放し、新しく必要なものが入るスペースを作る。
実施方法
Threads(SNS)で次の3項目を発信
①1日1個、捨てるものを選ぶ
②感謝をして処分する
③リプで①②の活動報告
実施期間
2023年9月12日~12月22日
(土日祝日を除く70日間)
1日1個の断捨離で体感した効果
実際に次のような効果を体感をしました。
場所にこだわらない方が氣楽にできる
ちまたに出回っている断捨離メソッドでは、キッチンと決めたらキッチン、トイレと決めたらトイレ、というように1つの場所に集中的に取り組んで、終わったら次の場所に手をつけるのがベストと推奨しているものが多く、私自身もそれが最適と考えていたんですけどね。今回は場所にこだわらないことで氣楽にスムーズに断捨離を進めることができました。
迷ったら考えずに後回し。目の前にあって「もう使うことはないだろう」と納得しているものから順番に1つずつ手放せていけたことが最大の成功要因だと実感しています。
仕事や家事の時間を圧迫しないのでストレスを感じない
1日1個、断捨離するものを選ばよいので、短ければ瞬時、長くても数分の作業時間で済むために、その日やりたいと思っていた仕事や家事の時間を圧迫することがなかった。
その結果、やりたいことは全てやれている状態を生み出せていたので、断捨離というタスクが1つ増えた割にはストレスを感じることはなかったです。
SNS発信が適度で心地良いプレッシャーになる
1日、また1日と活動報告を発信し続けることが適度で心地良いプレッシャーとなり、ゆったりとした氣持ちでありながら、サボったり、途中でやめようとか、逆にもっと頑張らなくちゃ、などという氣持ちには一切ならなかった。
生活リズムに合わせると無理なく継続できる
平日は「断捨離する日」、土日祝日は「断捨離しない日」というように、生活リズムに合わせてオン/オフを意図的に設定することで無理なく継続ができました。
1日1個の断捨離でも継続するとかなりのモノが減らせる
1日1個の断捨離を70日間継続したら、少なくとも70個の断捨離ができるわけです。
実際には同類のモノを複数個まとめて手放していけたので、物理的には480個(約7倍)、電子データ約3,000(約43倍)、合計約3,500(約50倍)と期待していたよりも多くのモノを減らすことができました。
意識の変化
断捨離を始める前と後では、意識が随分と変わりました。
何を所有するか
これだけ所有物を手放しても、日々の生活には何の支障もありません。困ることが全くないんです。今回は使っていないものを優先的に断捨離したので当然といえば当然なのですが…。
「何を所有するか」に真剣に向き合う必要性をひしひしと感じてます。
モノを増やしたくない
元来、それほど物欲はないうえに、何度か引越しもしているから、その都度モノを厳選してきているつもりでいたんですけどね。これだけ沢山の「使わないモノ」に囲まれて暮らしていた事実を目の当たりにすると言葉も出ないです。これ以上モノを増やしたくないという氣持ちがより一層強くなりました。
既に持っているものを代用したい
買い物をするときに、既に持っているもので代用できないかを考えるようになりました。何度も言いますが、もうできるだけモノを増やしたくないんですよね。
習慣化されて判断がはやくなる
約3ヶ月ほど継続したため、自然と断捨離が習慣化されて要・不要の判断がはやくなりました。
これは最初から意図していたわけではなく副産物のようなものです。やはり一定期間継続すると自然と身についちゃいますね。
リサイクル・リユースに取り組んでいる企業情報
リサイクルやリユースに積極的に取り組んでいる企業が増えていると聞き、調べてみたら様々な取り組みがされていました。詳細は各企業サイトでご確認ください。
ワコール
古くなったブラジャーを回収しリサイクルする取り組み。
断捨離仲間さんが教えてくれたのよ~
ブラジャーってゴミとして捨てるのも恥ずかしいから、とっても嬉しい取り組みね。
ユニクロ
ユニクロ・ジーユ―・プラステで販売した全商品が対象です。
にゃんこアイテムもリサイクルしてくれにゃいかな~?
無印良品
衣類やプラスチックの他、本や絵本の回収&リサイクル、フードバンクなどの取り組みも。
食料品をシェアできる仕組みもあるのね~
活動記録
70日間の活動記録を下記に公開します。
電子書籍としてお読みいただくこともできますしPDFファイルをダウンロードすることもできます。
断捨離するものを選んで入手経路や使用頻度、思い出や心境などを綴り、感謝を込めてサヨナラする過程はモノを処分するためだけでなく、心の整理もできて我ながら良いアイデアでした。
ご参考になりましたら幸いです。