2023年の波に乗れている？

〇〇年の波に乗るってどうゆうこと？

地球上には「氣（＝生命力）」というエネルギーがあり、規則性をもって一定の方向に進んでいます。

例えば植物の「氣（＝生命力）」の営みを観察すると、土の中にある種が一定の期間経つと発芽して、地上に芽を出し、枝葉が伸び増え、蕾が膨らみやがて花が咲き、実をつけ、種になり、発芽してと繰り返すのをみることができる。この時、発芽した種が、発芽する前の種に戻ることはないように、過程の順番は変わることなく規則性をもって一定の方向に進むこと、かつ、一周回ったら最初に戻り循環して終わりのないことが分かります。

そして面白いのはここから。

各過程の状態（種、芽、枝葉、蕾、花…など）は、一連の流れとして繋がっているので、前の過程をどのように過ごしたかが、その後の過程の状態に何かしらの影響（実の色、大きさや数、味や出来具合など）を与えることになる。種をまく季節によって上手く発芽したり、しなかったり。発芽してからの栄養分や水の量によって枝葉が大きく育ったり、育たなかったり。枝葉が育つ時期の日光量や気温によって蕾の数や大きさが変わったりという具合に、前過程は後過程に影響を及ぼすわけです。

私たち人類の場合は、年単位でみていくとわかりやすい。

2022年までの流れを受けて2023年の状態になっているし、2023年をどう過ごすかで2024年の状態が変わってくるということ。波のようにアップダウンする「氣（＝生命力）」に翻弄され道を見失うこともあるし、逆行して押し返され疲れ切ってしまうかもしれない。けれども、「氣（＝生命力）」の波に上手く乗り活用することもできるのです。

では、今年2023年の波に乗るにはどうしたらよいのか。

この記事では、地球上にある規則性をもって一定の方向に進む「氣（＝生命力）」というエネルギーのうち、人間の内側にある「氣」にフォーカスして、九星別の2023年の波の特徴と乗るコツをお届けします。

本命星を調べよう

個人の氣は本命星から読み解くことができます。
まずは、自分の本命星を調べてみましょう。

波乗りチェックしてみましょう

それでは、九星別に2023年の波乗りチェックしてみましょう。
今年の波に乗っておくと、来年の波にも乗りやすくなりますよ～！

一白水星

人の世話をすること＝自分が育ててもらうことと受け止め、土台となる大事な基礎部分を築いていく一年。昨年一年かけて描いた構想やイメージの現実化を始める第一歩となる。

植物に例えると「種まき」の時期。種は土から養分を吸い上げ成長していくため、土壌を整えておく、種まき後の手入れ、水やりなどコツコツと続ける必要がある。つまり地味なことを継続することで基盤力や実力を備えることができるかどうかが最大のポイント。今後の人生を左右する大切な時期でもあるため、どんな困難があろうとも逃げずにしっかりと向き合いたい。

あえて本音を言わなかったり、考えていることを素直に口にせず、何事も穏便に済まそうとする傾向がある一白水星さんですが、今年は本音をきちんと伝える努力をしたい。価値観や考え方の違いから生じる論争や対立は、お互いをより深く知り尊重し合あえるようになるためのレッスンと捉えたい。本音を伝えることによって相手との間の壁を壊し、人としての器を拡げることができる。

具体的には、下記を意図して実行したい。

すなわち、自ら心を開いて人と接することで人生の土台を築いていく一年。

自分で限界を決めて小さくまとまらないこと。自分で作った限界は、自分で取り払うことができる。一回りも二回りも大きな自分を想像（創造）しよう。

他人優先から自分優先へ自己変革を！

二黒土星

活躍の場が急速に拡がり、どう対処すれば良いのか分からず戸惑いを隠せない一年。チャンスが多い一方で足を引っ張られたり不安を感じることも多い。一旦立ち止まると次に動き出せなくなる。不安や迷いを感じても歩みを止めずに、とりあえずやり続けること。

植物に例えると「発芽」の時期。撒いた種が地面を押しのけ一気に地上に顔を出す初春のエネルギーを纏う。伸びようとすると抑え込むような力が加わるのは、その先に幸運が訪れている兆し。自分を信じて前に突き進もう。

本来はゆっくりマイペースな二黒土星さんですが、今年はのんびり構えているとチャンスを逃す。沢山の人と出会う機会が増えるので、初対面の人にも自分とは何者かを伝えられるよう、自己アピールの準備をしっかりとしておきたい。

具体的には、下記を意図して実行したい。

未来に不安を感じる時は、今この瞬間に意識を戻し、今やれることに集中して取り組むこと。

疲れていることに気づきにくい。疲れを自覚していなくても早めのケアを心がけて！

三碧木星

運勢最高潮！９年中一番運氣の強い一年。これまでの努力が実り多方面から求められる。積極的に多くの人と関わっていきたい。多面的・多次元的な広い視野を持つことを意識すると自然に慈愛の心が育まれていく。

植物に例えると「新緑」の時期。昨年までに芽吹いた双葉が大木に育ち、四方八方に枝を延ばし眩いばかりの新緑が拡がる。風に吹かれ、世界を美しい緑でいっぱいにする初夏のエネルギーが満ちる。つまり、覚悟を決めて、これまでやってきたことを次の段階に高めていけるかどうかが最大のポイント。

新しいものが大好きで飽きっぽく、ひとつのことを継続するのが苦手な三碧木星さんですが、今年は一時的・表面的な興味であれこれ手を出しているとチャンスを逃す。何でも良いのでひとつ「これ」というものを選び決めて、どこまでも深く追求し本物を目指してみたい。

例えば、下記を意識して過ごしたい。

物事を少しかじっただけで、全てを知った氣になり満足してしまう傾向がある。継続したものだけが見られる景色や到達できる境地がある。それを体験するには今年は絶好のタイミング！

焦りは禁物。やるべきことを淡々と継続すること。

四緑木星

周囲を調整する役回り。人から相談事や様々な要望が持ち込まれ忙しくなる。周りの人を優先しつつ、自分のことも犠牲にせずほどほどにこなしていくなど、全体のバランスをとりながら過ごしたい一年。特に家族や知人、同僚など身近な人に心配りをしていきたい。

植物に例えると「開花」の時期。良くも悪くもこれまでに自分がやってきたこと、積み重ねてきたことの結果が花開く。人を惹きつける魅力のある人には人が集まり、魅力のない人からは離れていく。人を囲い込まないこと。去る者は追わず、来る者は拒まず、あるがままを受けとめたい。

我が出やすい。周りを責めず、自分も責めず、どう折り合いをつけていくかが最大のポイント。全ては絶妙なバランスで成り立っていることを自らの身をもって体現しよう。

例えば、下記を心がけて過ごしたい。

持ち前の優れたバランス感覚が試されるとき。広い視野を持ち全体の調和を図りたい。

内面にある四角四面の頑固さが表にでやすい。意図して心を柔らかく保とう。「柔よく剛を制す」を肝に銘じておきたい。

五黄土星

これまで努力し積み重ねてきたことが何かしらの成果となって実る一年。どんな成果が得られるかは、どんな生き方をしてきたかによる。どうありたいか、どう生きたいかに想いを巡らせ覚悟を決めたい一年。

植物に例えると「果実が実る」時期。良くも悪くもこれまでに自分がやってきたこと、積み重ねてきたことが果実として実をつける。人によっては驚くような大きなチャンスが舞い込むことがある。自分には無理と思うようなことでも引き受けることでステージアップができる。できない言い訳を考えるのではなく、どうしたらできるかを考えたい。

これまで苦労の中にあっても諦めることなく努力を続けてきた人ほど受け取る成果も大きい。つまり人としての器の大きさに応じて良い塩梅でチャンスが訪れる。

具体的には、下記を心がけて過ごしたい。

天を味方につけ充実感と氣力に溢れ楽しい一年。ゆえに忙しすぎて身体を壊したり、働きすぎてメンタルをやられないよう氣をつけたい。身体の声を聴き、疲れを感じたらしっかり休むこと。

神社・仏閣への参拝を通して自分の心を見つめる時間を作りたい。

六白金星

これまで忙しかったペースを落として、ゆっくりと喜びをみんなで分かち合う一年。家族・親族と疎遠になっている場合は自ら関係を再構築していきたい。人間関係が豊かである人ほど経済が潤う。

植物に例えると「収穫」の時期。収穫物をみんなで分け合い成果を味わいたい。与えたものは返ってくるので、出し惜しみはしないこと。豊かさの循環を作ることが今年の波に乗るコツとなる。

立場や考え方などにより物事の見え方が異なり、何を正義とするかも違ってくる。相手の言い分を尊重し、自分の正義のみを貫かないこと。絶対的な正義は存在しないと心得て。

具体的には、下記を心がけて過ごしたい。

チャンスが「問題」の皮を被ってやってくる。つまり問題から逃げると同時にチャンスも逃すということ。見た目だけで判断せず一旦受け止める心構えを持ちたい。

ロマンス詐欺に注意。甘い言葉に惑わされないで～！

七赤金星

人生大転換の一年。これまで順調に進んでいたことも一旦停止となり動きが止まる。一旦停止することで人生の方向性が見えてくる。何かを終わらせ、新しい始まりへ向かう時。

「変化・改革」のエネルギーに包まれる一年。本人の意思とは関係なく変わらざるを得ない状況になる。親族・家庭・仕事・お金など、あらゆるものが一旦停止し厳しい状況下に置かれる人もいるが、変化を必然と捉え新たな自分を発見する手がかりとしていきたい。

停滞は次のステージへ一歩踏み出している証。一年の後半に新たなチャンスが訪れる。チャンスを活かすには目標設定が欠かせない。良くも悪くも思考が現実化しやすい。3ヶ月くらい先の理想の自分の姿を想像しながら眠りにつくことを毎日の習慣にするなど、思考を上手くコントロールしたい。

具体的には、下記を心がけて過ごしたい。

今年起こる変化は全て必要なもの。どんなに困難が伴っても必ずより良い方向へと繋がっていくから安心して流れに身を任せて！助けてくれる人は周りに沢山いる。困った時には迷わず相談しましょう。

冠婚葬祭が起きやすい。

八白土星

9年サイクルの最終年。今世で成し遂げたい使命を追求し極めたい。チャンスの神様が味方につき良縁に恵まれやすい。幸運は人が運んでくる。良い出逢いがあったら人生が拡大する兆しと捉えよう。

「最高・頂上」のエネルギーに包まれる一年。これまでに身につけてきた知識や技術を人前でアウトプットすることが自分自身の成長に繋がる。人間的に大きく成長できるチャンス年なので、出し惜しみをせず周りに与えていく姿勢で過ごしたい。

良いも悪いも細かいところに氣がつき指摘・批判したくなるが感情的になると対立や争いごとに発展しやすい。どのような状況にあっても感情を穏やかに保てるかどうかで運勢の善し悪しが変わってくる。目の前に感情を揺さぶられる事象が起こったときは、感情を上手くコントロールするための機会が与えられているのだと捉えたい。

具体的には、下記を心がけて過ごしたい。

モノ・ヒト・コト・お金・感情などに対する、あらゆる執着を手放していきたい。

喧嘩や争いは避けること。裁判沙汰になりやすい。

九紫火星

何かを清算して終わらせる一年。スタート年でもあるので、ここでスッキリと清算できるか、できないかによって今後9年の方向性が決まってくる。

植物に例えると「種」を選別する時期。良質な種を選べば後に良質な実をつける可能性が高まり、悪質な種を選べば後に悪質な実をつける可能性が高まるということ。つまり内観し自分自身の在り方を見極める必要がある。

頭脳明晰で思考がクリアな九紫火星さんですが、今年は頭にモヤがかかったように判断力が鈍り不安が募りやすい。弱みを見せるのが苦手だが、要らぬプライドは捨て思い切って周囲の人に助けを求めたい。思い悩むことが多い一年だが、本当に困っている時に助け合える心友を見つけるチャンス年でもある。

具体的には、下記を心がけて過ごしたい。

思うように物事が進められない中でも諦めず踏ん張る姿が周りを勇気づけ、また感動を与える。そのような生き方を貫きたい。

一年を通してエネルギーが弱いので無理は禁物。疲れたらしっかり休むこと。
生き方を整え人生の目標を明確にしたい。

運勢に影響するのは本命星だけ？

個人の運勢は、傾斜星の影響も受けています。
本命星と併せて、傾斜星の運勢と波乗りのコツを知ることで、より運氣アップが期待できます。

まだ気づいていない可能性や魅力が開花するキッカケになるかも～。